第1回 義務教育とは

皆さんは、義務教育の内容について説明できますか?

義務教育は「学習指導要領」によって中身が定められています。

学習指導要領を知っておくと、これからの内容がより楽しめます。

今回は義務教育について詳しく見ていきましょう! 
重要なキーワードは「学習指導要領」「諮問」です!

義務教育って?

日本では憲法第26条第2項にて「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする」と定められています。

注意する点として、義務があるのは親であることです。

そんな義務教育ですが、そのカリキュラムを決めているのが「学習指導要領」です!

学習指導要項

学習指導要領とは何か? まずは文部科学省の説明を引用します。

「学習指導要領」とは、全国どこの学校でも一定の水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準です。およそ10年に1度、改訂しています。
子供たちの教科書や時間割は、これを基に作られています。

引用元:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/idea/index.htm
ナギサ
ナギサ

何となくわかったけど…誰がどこに向けて定めたの?

ポーラ
ポーラ

もう少し詳しく見ていきましょう

1.定めているのは誰?→文部科学省

学習指導要領を定めているのは文部科学省です。文部科学省とは日本の教育・学術・科学技術・スポーツ・文化の振興を担う行政機関です。 実は10年に1度更新されます。

2.どこに向けて?→小・中学校

義務教育の対象は小・中学校です。 6・3制とも呼ばれます。

・心身の発達に合わせるため 子供から大人へと体が変化する時期(思春期)に合わせて、環境や学習内容を区切っています。

・教育のチャンスを平等にするため 昔は家庭の事情で小学校までしか行けない子も多かったのですが、「中学校までの9年間はみんなで学ぼう!」と国が決めました。

3.どうやって決めている?→大臣が「諮問(しもん)」する

ナギサ
ナギサ

しもん? 人間の指にある?

ポーラ
ポーラ

それは「指紋」です… 「諮問」は意見を尋ね聞くという意味です。

決めるときは 大臣が専門家に意見を聞くんです!

ナギサ
ナギサ

なるほど! ひとりじゃなくて、いろんな人と決めるんだね!

そういうことです! 具体的に4ステップに分けて見てみましょう。

・学習指導要領が決まるまでの「4つのステップ」

  1. 文部科学大臣が「諮問(しもん)」する
    文科省のトップである大臣が、中央教育審議会(中教審)という専門家のグループに「これからの時代、子どもたちにどんな力が必要だと思いますか?」と宿題を出します。
  2. 専門家たちが議論する(約1〜2年)
    大学の先生、学校の校長先生、時には企業の代表などが集まって、何百回も会議を重ねます。
    例えば、「これからはプログラミングが必要だ」「英語はもっと早くから始めたほうがいい」といったように意見を出し合います。
  3. 「答申(とうしん)」を出す
    会議の結果をまとめた「報告書(答申)」を、中教審が大臣に提出します。これが新しい指導要領の「設計図」になります。
  4. パブリック・コメント(国民の意見募集) 文科省が具体的な案を作り、国民に「これでいいですか?」と意見を聞きます。その後、最終的に決定・公示されます。

2つの関係性

「義務教育」という制度によってすべての子どもに学ぶ場所が用意され、その場所で具体的に何を学ぶかを「学習指導要領」が支えている、という二人三脚の関係です。

まとめ

今回は義務教育とそれに関わる学習指導要領について、簡単に学びました。
義務教育というシステムはよく考えられて作られるのがわかりましたか?

ちなみに学習指導要領の次回改定は2026~2027年です。内容を予想すると楽しいですね!

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